【続報】パタハラアシックス 男性社員が提訴 『見せしめにされた』と明言

スポーツ用品大手のアシックスに勤務している男性社員が育児休暇明けに不当な扱いを受けた件について、以前こちらでも記事にしていた。

以前の記事はこちら

男性社員の今後が懸念されていたものだが、6月28日、正式にアシックスを相手取り東京地裁に提訴した。

不当な配置替えの撤回と、精神的苦痛を受けたとして慰謝料440万円を求めたもの。

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男性の異動遍歴をざっくりおさらい

東京都内のオフィスに入社

長男誕生にて約一ヵ月半の育児休暇

二ヵ月後、約一年の育児休暇

復帰後、茨城の倉庫内での在庫整理等の雑務へ

三ヵ月後、なんとか東京のオフィスに復帰

一年半後、一ヶ月の育児休暇

半月後、約一年の育児休暇

復帰後、再び資料整理等の雑務へ回される

6月28日、東京地裁に提訴

やはり異動は見せしめだった

最初の倉庫異動のときにも、男性社員は異動の不当性を訴えたが聞き入れられず、弁護士を通じて会社の上層部と交渉してようやく改善を見る有様だった。

しかし、勤務地は戻ったものの業務内容は必要性が高いものではなく、雑用やそもそも外注(下請け)に依頼するような重要度の低いものであった。

仕事内容を指示されるも、それを正式な業務命令として受け取るレベルのものではなかった。
会社側は『与えた業務命令に従わなかった』と捉え、減給処分を行った。

男性は『会社は真綿で首を絞めるようなことをしてくる。私に対する対応は、他の男性に育休なんかとるなという圧力であり、見せしめのようなものだ』と訴えた。

以前の記事で書いていた推測が、悪い形で現実のものとなってしまったようだ。

復帰後に与えられた仕事というのも、今まで誰も手をつけておらず放置されていたような雑務。

男性は『やらなくてもいいような仕事をやらされている。働いてもなにひとつ会社の成果にはならない仕事を命令してきている』と感じているようだ。

男性が命じられた仕事には、他に同じような従事者はおらず、また誰からの指示もフォローもない状態だと言う。

つまり、『クビにしたり地方に飛ばしたりしたらまた面倒なことになるから、とりあえず本社内でどうでもいいことをやらせておこう。また長期に休まれても困らないように』というアシックス側の悪意が見て取れる。

うがち過ぎだろうか?

いや、今までの状態を知れば知るほど、アシックスの本音が透けて見えてくるではないか。

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アシックス側は黙秘を表明

アシックス社は取材に対して

『訴状が届いていないのでコメントは差し控える。今までも該当社員の訴えにも誠実に応え、労働組合も交えて交渉を続けてきたが、解決に至らず残念だ。これからも変わらず、妊娠・出産・育児の期間にも人材が活躍出来るよう、職場環境や支援制度の充実に取り組みます』

とだけ述べた。

たしかに現状では男性からの訴えしか見えてはいない。

アシックス側が男性社員に対して何を持って異動を命じたのか。

倉庫へやったのは何故か。

今まで誰にもやらせていなかった、仕事とも言えない雑務を男性社員ひとりに押し付けたのはなぜか。

また、アシックスほどの大手が抱える社員の数は、若い男性だけでも相当な人数に上るだろう。

すでに子育てなど終えてしまったであろう年齢層が、上から目線で男の育児を阻んでいるのではないだろうか?

ただでさえ少子化、少子化と叫ばれていると言うのに。

大手であれば人材を補填することだって容易だろうに。

なによりも、子供が生まれ、人が増えると言うことは将来的に自社の消費者が増えると言うことにもなるというのに。

これでは本当に、若い夫婦が子供を作らなくなってしまうよ。

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