スタバの限定ロゴ入りマグカップ争奪戦!人気の裏に潜む闇

毎回新作のグッズを出すたびに激しい奪い合いが繰り広げられるスタバグッズ。

今回販売されたのは、『スタアバックス珈琲』というちょっとレトロな雰囲気のロゴがプリントされたオリジナルマグカップだった。

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戦いはあっけなく

このレトロロゴマグカップは2019年5月22日、12時よりスターバックス公式オンラインストアから数量限定で販売されたもの。

販売価格は4500円と、マグカップとしてはかなり高級な部類に入るのにもかかわらず、販売開始からわずか1時間ほどで完売してしまった。

当然、サイトには瞬間的に何十、何百というアクセスが殺到したこともあり、何度となく『サイトに入ることすら出来ない!』という阿鼻叫喚の地獄絵図状態に。

やっと入れたと思ったら、今度は購入ボタンが反応しない。

あせって連打し、画面のホワイトアウトからの入りなおしを余儀なくされた戦士も少なくない。

ようやくたどり着いてみれば時すでに遅しの完売。
『またダメだった……』と挫折する戦死者で屍の山が出来てしまった。

カップはどこへ

そんな争奪戦を勝ち抜いた猛者は、さぞかし戦利品であるカップを大切に使うだろう……と思いきや、そうでない場合も多々あるようで。

そう、一部のカップは非公式に売られる。

つまり、オークションサイトやフリマサイトで転売されるのだ。

現在、つまり5月22日21時ごろ、ヤフーオークションにも30件ほどのマグカップが並んでいる。

公式での販売価格が4500円だったのを受けて、出品価格も高めの6000円から1万円ほどまでと幅広い。

2個セットで15000円などと言うのもあり、平均価格は7000円前後といったところだろう。

なかにはおそらく売り切れ直後だったのだろうか、メルカリでは一個12000円でも売れている形跡が残っていた。

それどころか、『スタアバックス珈琲』のロゴが入ったショッパー(紙袋)ですら、一枚売りで300円、数枚纏め売りで500~1000円前後で売られており、いずれも完売している。

つまり、『転売するために購入する』という層が一定数存在しているというわけだ。

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転売は悪なのか?

一般的には、限定品を購入してヤフオク等へ流して転売する人の事は『転売ヤー』などと呼ばれ、忌み嫌われている。

アンチ転売派の言いぶんはこうである。

『本当に欲しい人の手にわたらない』
『人のふんどしで相撲を取る卑劣な行為』
『価格設定が非常識』

どれも正しいと思う。

転売ヤーがカップを二つ手にしたならば、その場に居た、あるいは販売サイトに張り付いていた人間の一人か二人はカップを手にすることが出来なくなるのだから。

転売ヤーにしてみれば購入価格よりも高い金額で出品するのだから、差額は自分の儲けとなるわけで、最悪でもトントン、うまくいけば3倍、5倍、あるいはそれ以上の利益を得ることになる。

欲しくて欲しくてなんとか手に入れようと頑張っていた人からすれば、こんなに面白くないこともないだろう。

だが、私はこういった転売ヤーを責める気にはどうしてもなれないのである。

悪いのはダレ?

たしかに、鼻先にあるものを横からかすめとっていった挙句、欲しいなら売ってやるよと言わんばかりに見える転売ヤーの姿は憎らしく、悪役そのものに見えることだろう。

しかし、逆に『転売ヤーのおかげで、欲しいものを手に入れられる』という人も存在することを忘れてはいけない。

販売時間に全ての人が同じスタートラインに立てるとは限らない。

仕事がずれ込むかもしれない。

モバイルが手元にないかもしれない。

それどころじゃないトラブルが起きているかもしれないし、そもそも完売後に情報を得た人だっているだろう。

そんなときに、わずかな金額の上乗せだけで購入できる救済措置が取られていたとしたら、迷わず申し込むのではないだろうか。

転売ヤーが正義だとは言わない。

しかし公式が数量限定で売りきり終了でなにもしないのであれば、欲しくてたまらない人はどうしたらよいのか。

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通常ならば諦めるか、持っている人から強奪するかの二択。

だがそこに第3の選択肢として、自分の懐具合と相談してそれに見合う出品物を落札する道というものが出来るのだ。

この時点で『本当に欲しい人の手にわたらない』という理論が崩れる。

その矛盾点から目をそらしてでも転売ヤーを叩きたい理由は『公式でもなんでもないヤツが楽して儲けるのが気に食わない』という感情論でしかない。

品物を欲しい人から見れば、売ってくれるのなら誰でもいいというのが本音なのでは?

公式が『もうないよ。もう売らないよ。残念だったね』と言うのだから『売ってあげてもいいけど、割高だよ?』という申し出に飛びつくしかないだろう。

手に入らないくらいなら、多少支払ってでも手に入れたい。

転売ヤーはその欲求に乗っているだけのこと。

本当に責めるべきは、『カップを欲する全ての人に、望むだけの数のカップを供給できない(しない)公式』なのではないだろうか。

誰でも必ず買える、たとえば受注発注で少し待ってでも手に入るのであれば、転売ヤーはそんな無価値なものには手を出さない。

『転売するな!』といくら言っても、供給過多にでもならないかぎり転売ヤーは出てくる。

『転売ヤーから買わないように!買うやつも悪!』というのもいささか乱暴に過ぎる。

『転売ヤーに高い金額を支払わずとも、わたしが公式価格で譲渡いたします』などということができない以上、欲しい人は誰からでも買うだろう。

出品価格は出品者が自由につけられる。

折り合いが付くかどうかだけ。

正義感を振りかざすのも悪くはないが、転売ヤーによって救われる人もいるのだという事実も認めなくてはなるまい。

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