【すり傷】【切り傷】【虫さされ】治りかけの傷はなぜ痒い?【アトピー】

野外でのレジャーが増えてくるこれからの季節、うっかり転んですりむいたり、何かにひっかけて傷を作ってしまったり。

ハイキングや山歩きで植物にかぶれたり、虫さされだってあるでしょう。

虫に食われた跡がかゆい。

かぶれた皮膚がかゆい。

うっかり引っかきすぎて傷になったりしますよね。

怪我や傷が治りかけたときの痒みってつらくないですか?

ともすると少々の傷の痛みよりもつらいですよね。

なんかむずむずして、気になり始めたら意識全部持ってかれるくらい痒くなることも。

大人ならば、理性で我慢も出来るかもしれません。
けれど子供にとっては我慢なんて出来ません。

かゆいものはかゆいんです。

ばりばり掻き毟って、せっかく治りかけていた傷を悪化させてしまったり、かさぶたを剥がして出血したり。

いや、大人でも無意識に掻き毟ることは充分考えられます。

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傷が治っていくメカニズム

出血するほどの傷が出来ると、皮膚表面からの雑菌の進入や、さらなる出血を防ぐためにかさぶたが作られます。

血液中の血小板と、フィブリンというたんぱく質によって傷口を保護するためのフタができるわけですね。

『はたらく細胞』というコミックや同名のアニメで紹介されてから、どうやってかさぶたが作られるのか、という知識は随分広まったようですね。

こうしてつくられたかさぶたの下で、どんどん新しい皮膚が作られ、再生していくのです。

もうフタをしていなくても大丈夫になれば、新陳代謝の作用で古い角質が剥がれていくようにかさぶたも自然にはがれていきます。

どうしてかゆいの?はがしたらだめなの?

まだ完全に治っていない傷。かさぶたの上から押さえたら、まだちょっと痛いくらいの傷。

これくらいのときが1番かゆいんですよね!!

うっかり引っかいたりしてはがしてしまうと、治ってない生傷さんがこんにちは。
出血もするかもね。

治ろうとしているのに、なんだろう、この無駄なサイクル!

しかも治っちゃ傷、治っちゃ傷ってやってるうちに色素沈着や傷跡が残ったりすることも。

この謎の痒みはヒスタミンによるもの。

花粉症なんかで投与される薬で『抗ヒスタミン』なんて言葉を聞いた事がありませんか?

目のかゆみとか、そういうものに効くんですね。

つまりざっくり言うとヒスタミンの作用を抑えるための薬です。

ここではヒスタミンは『なんか薬が出されちゃうくらいかゆくなる物質』という認識でOKです。

傷が出来ると、ヒスタミンも作られます。

そのヒスタミンがいじいじした痒みを作り出してしまうわけです。

傷が出来てからは、その深さや大きさにもよるけれども一週間くらいは出来るだけ触らないのが良いとされています。

それでもどうしてもどうしても痒みが我慢できないときは、流水等で湿らせてふやかし、ゆっくりはがしたり余分なかさぶたを取り除いたりするのが良いのだそうですよ。

乱暴に引っかくのは絶対ダメ。

傷がひどくなりますよ。

きれいに洗ったあとで絆創膏などで保護してやると治りも早くなるようです。

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おまけ

家に居ても夏になると蚊に刺されてかゆい!
ぷっくり腫れて、気が狂うほどかゆい!

ツメでバッテン印をつけてみたり、ガリガリひっかいてみたり、流血するくらい掻き毟ってもまだかゆい!!
痒み止めなんか全然効かない!とお嘆きの皆様。

朗報です!
あなたのその痒みを一瞬で止めます!

蚊が注入してくる痒くなる成分は、空気に触れると痒くなります。

なので、『空気を通さないようなビニールテープ』等を患部に直接貼ります。

……どうですか。かゆみ、止まったでしょ。

絆創膏やサージカルテープは通気性がいいものが多く、不向きです。

ビニールテープなんてすぐに調達できないし、わざわざ買うのも嫌だ。と言う方。

じゃ、セロハンテープでもいいです。

ちょっとごわごわするし、すぐに剥がれるので、何度も貼りなおす必要がありますが。

お手軽ではあります。

これを腫れが引くまで、あるいは痒くなくなるまで続ければ良いだけです。

もっと早くかゆみを止めたい!というのであれば、もうひとつ。

蚊の毒は50度で消えます。

……かなり熱いお湯ですが……まあ、耐えられなくはないですよね。

湯沸かし器あたりで設定した温度のお湯を出しながら、ちょい、ちょい、と患部を当てる感じで洗っていきます。

毒が消えればかゆみなんてまったくなくなりますから。

ずーーーーっとお湯をかけ続けたらヤケドしちゃいますからお気をつけて。

ちなみに。

皮膚にふたをするという意味では、木工用ボンドも有効だったことをこっそり書き添えておきます。

乾くまでに時間が掛かるので、ゆっくり時間が取れる人向きです。

※早く乾くからって、瞬間接着剤は使っちゃダメですよ!!皮膚のほうが負けます!

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コメント

  1. 真理 より:

    皮膚科に行っても
    ここまでわかりやすく的確な説明をして貰えたことはありませんでした!

    虫よけスプレーをしていても 
    うっかり見落としてる場所を狙って刺して来るんだこれが・・(; ・`д・´)
    娘が虫に刺されてかれこれ2週間です

    痒くなる物質・皮膚再生・応急処置・解毒作用まで書かれていて、
    勉強になりました!
    悪化を未然に防げるので大変助かります(*‘∀‘)

    • サクラコ より:

      コメントありがとうございます。
      そうなんですよ。皮膚科の先生も、一日に何人も何十人も皮膚の悩みを抱えた人の診察をしなくてはならないので、同じことを何度も何度も繰り返さなくなっちゃったんですよね。
      虫除けスプレーは肌から多少吸収されたり、逆に吹き付けたつもりでも薬剤が付いてなかったり。案外信頼できないんですよね。
      夏は、刺されるものだと覚悟したほうが早いのかもw。
      二週間は長いですね……。今は虫の傷よりも治りかけのかゆみに苦しんでいそう。
      少しでも早く治るお役に立てるのであれば、私も嬉しいです!!